【英語が苦手な中学生の勉強法】その④〜教科書の扱い方〜
こんにちは。柴田いずみです。
今日は『英語が苦手な中学生の勉強法』4回目、学校の教科書の扱い方についてお伝えします。
前回、『話せる、書けるようになるための英文法』で、『音読』の大切さについてお伝えしましたが、
実はこれは教科書についても同じです。
学校の教科書は普段どのように勉強していますか?

・単語や熟語の意味を調べる。
・英文をノートに書き写して、日本語訳をつける。
・文法事項をまとめる。
など、人それぞれやり方があると思います。
絶対こうでなければならない、という決まりはないのですが、
「これだけは外さないで〜!」というのが『音読』です。
「あぁ〜、また?」
と、聞こえてきそうですが・・・
そう。また…なのです(^^;
できれば、中学生の教科書はCDなどの音源を使って『暗唱』するまで音読しましょう。

① 単語・熟語、文法事項を正しく理解して、全体の内容を把握する。
②正しい発音、リズム、イントネーションで、音声に気をつけて音読する。
③CDに合わせて、リピートしたり、一緒に読んだり、を繰り返す。
④慣れてきたら、教科書をみないで、CDに続けて言う。
(日本語を介さず、英語のまま内容が理解できるまで繰り返す。)
⑤次に単語や文を正確に書く練習。
できれば、CDを聞いて、ディクテーション(聞こえた通りの文を何も見ないで書く。
→答えあわせをして、書けなかったところをやり直す。)
学校で発音や読み方の指導があまりない場合は、ぜひCDを手に入れることをオススメします。
正しい読み方がわからないと、ネイティブの発音を聞き取ることも難しく、リスニングで苦労してしまいますので。
もし、自分の力で単語や文が読めないという場合は、放置しておくと後々大変になるので早めにご相談くださいね。
最後に・・・
中学生の時期は、思春期真っ只中。
なので、人前で英語を話すのにちょっと抵抗がありますよね。
クラスで笑われたら恥ずかしい。
カッコつけてると思われたくない。
間違えてたらどうしよう。
その気持ち、よ〜くわかります。
私も通ってきた道だから。
でもね、英語を上達させるには、「声を出す」「人前で英語を話す」という経験はとても大切なのです。
英語を学ぶと言うことは、単に「ことば」を学ぶのではなくて、
失敗する勇気、恥をかく勇気を育て、自分の小さな殻を破っていくプロセスだと思います。
私は子供の頃、「超」引っ込み思案な性格だったけど、
英語を勉強したおかげで、人前でも大きな声で堂々と話せるようになりました(^^)
どうか失敗を恐れず、新しい自分に挑戦していってくださいね。
きっと新しい景色が見えてくると思います。
どうしても勇気が出ないときは、自分一人で練習するときに、しっかり声を出しましょう。
あなたの声は、あなた自身が聞いているのだから。
応援しています。